John Law “Jock” Hume/ジョンロウジョックヒューム

John Law “Jock” Hume/ジョンロウジョックヒューム

ワールド極限ミステリー★タイタニック沈没…新ミステリー★ TBSより

2021年5月12日20:00 取材を基に再現

花のワルツ、賛美歌オータムが演奏されていた

ジョック・ヒューム(当時21歳)
14歳で初めて旅客船の専属音楽家として加わった。姉妹船オリンピック号でも演奏経験がある。乗船時、モリー・ブラウンと親しくしていた音楽家の青年であった。交際2年の恋人メアリー・コスティン(当時20歳)が妊娠したことをもって、不定期船&不安定な収入である船での演奏と仕事を辞めようとしたが、彼女の「あなたの音楽は聴く人に生きる希望や勇気を与えてくれる」という言葉によって音楽の仕事を続けることを決意。沈没の最後まで演奏を続けた。

ボートに乗ったモリーが無事に生還できるよう、『岸辺のモリー』(1907年に作曲された弦楽合奏曲)を演奏。ジョックの才能を認めていたモリーとの約束、[次に会えた時にはこの曲を演奏する]ということを覚えていた。

演奏を聴いたモリーを奮い立たせ、まだ船にいる人たちを助けにいこうと先導した。沈没の10日後、遺体が発見され、フェアビュー・ローン共同墓地に埋葬された。沈没後にメアリーのもとにジョックからの出港直前に投函していた手紙が届く。10月、無事にジョアンを出産。

旅の終わりの音楽

エリック・フォスネス・ハンセン/村松 潔訳

新潮社 1998年5月30日初版 ISBM4-10-590002-1

ヒュームの両親は一人息子の死に対する補償を求めた。しかし、船会社もエージェントも応じなかった。それどころかエージェントの所有物である制服の弁償費用として5シリング4ペンスを支払えとの請求書が送られてきた。(581、582ページより)