Wallace Henry Hartley/ウォレスヘンリーハートリー
○タイタニック号のバイオリン ディスカバリーチャンネル
2020年3月27日 11:00
テネシー州ピジョンフォージにある世界最大のタイタニック博物館(約2,800㎡)。
復元展示が多数あり、操舵室や大階段を降りることも可能である。その中のバイオリンについて。
〈バイオリン〉
長さ約50センチ、幅約20センチ、素材ローズウッド
中央に二本の弦が張られている、亀裂はあるが保存状態は良好
●2006年イギリス南西部での出来事
アンドリュー・オルドリッジは骨董品の競売会社を経営していたところ、このバイオリンに出会う。100年以上前に造られたものと推定され、水没が原因と思われる亀裂があった。
ウォレスはヴァイオリニストでマリアとは婚約しており、4月に仕事で旅に出ることに。 そこで楽団長を務めることになった。ヴァイオリンはマリアからのプレゼントで、婚約を祝う言葉も載っていた。
氷山衝突後、避難が本格的に始まり大混乱の中、乗客の心を落ち着かせるためにも楽器を手に取り演奏を始めた。沈没直前、最愛の人からの贈り物であった楽器を体に縛り付ける。
沈没後、当局が遺体とバイオリンを発見しマリアに届けられる。形見を大切にし、マリアは独身のままこの世を去った。生存者の多くが「楽団は最後の最後まで演奏を続けた」と証言。
これまで所有者は何度も変わってきたと推定され、2013年10月19日、競売に出品されて170万ドルで落札。期間限定で展示されていた。
◯旅の終わりの音楽
エリック・フォスネス・ハンセン/村松 潔訳
新潮社 1998年5月30日初版 ISBM4-10-590002-1
ハートリーの故郷のコーンの町では大掛かりな葬儀が行われた。500人の演奏者が参列した。(581、582ページより)